ロットリングは製図用シャープペンシルを幅広くラインナップしているドイツのメーカーです。その中でも軸を含めほとんどがメタル製の重量感あるシャープペンシルがあります。それが600シリーズです。
芯径は0.35mm、0.5mm、0.7mmの3タイプ、マットブラック塗装とシルバー塗装の2種類で合計6タイプあります。重さが18gあり、手にした瞬間グッときます。樹脂製のシャープペンシルの多くは10g以下ですので初めて手にする人は重いと感じるかも知れません。
細く伸びたスリーブ(ペン先)、6角形の断面、芯の硬度表示など見るからに製図用をにおわせ、クールなシャープペンシルです。グリップはローレット加工が施され、金属やすりを想像させる感じもあります。無骨なイメージですが、「書く」というアクションに対しては最適化されていますので使い慣れると他のシャープペンシルが使いにくく感じてしまうほどです。
これまでは製図用シャープペンシルは製図用として使われてきましたがステッドラーなどの製図用シャープペンシルを含め、一般用途としても使われるようになってきているそうです。定規に沿わして使うのではなく、普通に文字を書き綴る用途です。
スリーブは固定式なので先端から落としたら一発でダメになります。使うときには要注意です。ロットリングにはこの600シリーズの上に800シリーズがあります。芯径は0.5mmだけ(2.0mmのシャープペンシル=2.0mmのノック式芯ホルダーもラインナップされていますが...)ですが、このスリーブが格納される機構を備え、スリーブの破損リスクを減らしています。
ちなみにロットリング製ですが、軸にはロットリングのロゴは「まだ」印刷されていません。800シリーズや600シリーズの芯ホルダーには赤い文字で「rotring」と印刷されているのですが、こちらは芯径の数値だけです。クリップにはロゴが刻印されているのでロットリング製であることはすぐに分かりますが...。いずれこの600シリーズのシャープペンシル達にもrotringの文字が印刷されるようになるのでしょう。